そして誰もいなくなった あらすじと感想│And Then There Were None

そして誰もいなくなった 英語版ルビ訳付
And Then There Were None

あらすじ

なぞの招待状に導かれ、孤島に集まる10人の男女。
不思議なことに、彼らは誰一人としてホストのことを知らないという。

荷物を置くために寝室に入る参加者たち。
その寝室には、マザーグースの詩が飾られていた。
そして、その内容は10人の黒人の少年が、一人一人いなくなるというものだった。

やがて夕食を済ませ、談笑する参加者たち。
そこに突然大きな声が鳴り響く。
その声は参加者一人一人の過去の犯罪を明らかにしていった。

混乱する参加者たち。
その混乱の中、最初の殺人事件が起こる。

最初の事件を皮切りに、一人また一人と死んでいく参加者たち。
島の中には他に誰もいないようである。
そして、島の外部から気づかれずに島に入る込むのは難しそうだ。
参加者のうちの誰かが犯人なのだろうか?

感想など

推理小説というよりは、ホラーに近い作品という印象でした。
本編では誰かが警察や探偵の役回りをして、事件を解決するわけではないのです。
推理小説と呼ぶには、ちょっと違和感を感じます。

マザーグースの詩の内容にあわせて、一人一人死んでいきます。
詩が預言書のような役割をしているといって良いでしょう。
この仕掛けは、なかなか怖いです。

一人一人死んでいく中で、参加者は相互不信になっていきます。
何人かのグループの中に、殺人鬼がいるかもしれないと思えば当然ですが。
このあたりの心理描写も面白いです。

英文は比較的読みやすいほうだと思います。
推理小説やホラーが好きな人は、試してみても良いと思いますよ。


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