about a boy (邦題:アバウト・ア・ボーイ)洋書の読書│あらすじと感想

映画の原作本です

2003年のヒューグランド主演映画の原作です。
コメディーのテイストもありますが、シリアスな人間関係も興味深く読めると思います。

About a Boy

あらすじ

父親がヒット曲を出し、その印税収入で生活するウィル。
彼は結婚も仕事もしない気楽な生活を送っていた。

ある日ウィルは、シングルマザーこそが自分が付き合う相手だと考えるようになる。
シングルマザーなら後腐れなく付き合えると考えたからだ。

ウィルは自分がシングルファーザーだとウソをついて、シングルファーザー・シングルマザーの会に参加する。
そして、会を通してフィオナという女性とその息子の12歳のマークスと知り合う。

大人になりきれないウィル。
同級生のいじめになどで、学校で上手くいかないマークス。
精神状態が不安定で、自殺する危険があるフィオーナ。
問題を抱える3人はどうなっていくのか。

感想

この作品は完璧な人が一人も出てきません。
主要な登場人物はもちろん、端役の人もどこかしら不完全な部分を持っています。
たとえば、次のような感じです。

  • 軽薄で働く気すらない30男
  • 流行に疎くいじめられている10代前半の少年
  • まじめだが子供の気持ちがわからない母親
  • 誰に対しても噛み付く少女
  • 子供の前で男を口説く母親
  • マザコン少年

こういう影の部分が登場人物をリアルで魅力的に感じさせるのでしょう。
特に、交流を通して互いに変化していくウィルとマークスの姿は興味深いです。

あと、作品の特徴としては、現代のイギリスの文化がふんだんに盛り込まれているという点が挙げられるでしょうか。
ロックバンドとか、サッカーチームなどを元にしたジョークがよく出てきます。
この部分は予備知識が無いと、十分に楽しめないかもしれません。
正直、私もよくわからない部分が結構ありました。

英語の難しさなど

基本的に英語は読みやすいと思います。
難しい単語もほとんど無いですし。
ただ、口語表現が多く、これはちょっと難しいかも。

あと、子供達の話す言葉がびっくりするくらい汚いです。
でも、10代だと、こんな感じなのかな。


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