英語に関する四方山話
英語の歌を聞いても感動できない症候群…というか、なぜだか意味がつかめない
非常に不思議なのですが、英語の歌を聴いても意味が取れません。
聞き取り易いものなら、文字に書き起こすことも出来ます。
それを見て、意味もわります。
でも、聞いているときには意味がわかりません。
さらに言うと、英語のニュースとかは大体意味が取れているはずです。
音は聞き取れているし、普通の英語はある程度聞いてわかるのに歌はわからない。
不思議です。
普通に話すときと、曲に乗せえて歌われる時とでリズム感が違うからかしら?
何にしても、音として聞き取れているのに、意味が良くわからないというのはもどかしいですね。
史上初の○○にだまされるな
さて、先日Poe のBlack cat で挫折したことを書きました。
(読んでみたら読みにくかった洋書)
ところで、Poe といえば、史上初の推理小説を書いたことでも有名です。
The Murders in the Rue Morgue (邦題:モルグ街の殺人)という作品なのですが、読んだ方いらっしゃるでしょうか?
実は、以前この作品を読んだことがあります。
もちろん、日本語ですが。
Poe の作品で、史上初の推理小説ならきっとすばらしいに違いないと思ったのです。
しかし、私の期待は無残にも打ち砕かれました。
十分に練れていないという言い方がいいのかなあ。
作品として未熟なのです。
期待して読んだだけに大変がっかりしたことを覚えています。
「史上初めての推理小説」ははじめて書かれたというだけなんですね、その価値は。
史上最高の推理小説ではないわけです。
もちろん最初にやったというのはすばらしいチャレンジだと思います。
その点は疑いがありません。
この作品が無ければ推理小説という分野は存在しないわけですから。
少なくとも、推理小説という作品が登場するのにもっと時間がかかったはずです。
でも、すばらしい作品があまたある中で、今この作品を選んで読む必要は無いのかもしれないと思いました。
研究者と私のような物好きな人くらいで十分かなと思います。
余談ですが、日本の作品でも似たような経験があります。
日本人の作品で二葉亭四迷の「浮雲」という作品です。
中学・高校の文学史の教科書に載っているような作品なので、名前を知っている人は多いのではないでしょうか。
初めて「言文一致体」で書かれた作品として有名です。
教科書などの情報では、父親に「くたばってしめえ」と言われたことから「二葉亭四迷」というペンネームを思いついたというエピソードが紹介されていましたっけ。
そのほかにも、この作品がいかにに画期的で素晴らしいかが力説されていたはずです。
細かいことは覚えていませんが。
そんなに素晴らしい作品なら読んでみたいですよね。
大学生のころだったっと思いますが、実際に読んでみました。
その結果、どんなにがっかりしたことか…。
どうやって説明したら良いのでしょう?
とにかく何も起きないのです。
何もイベントがおきないまま物語が進んで行き、最後まで何も起こらずに終わるのです。
どこかで何かが起こるだろうと思って期待しながら読んだんですけどね、最後まで何も無く…。
10ページくらいは読んでみても良いかもしれませんね。
史上初の試みがどんなものか見てみるのはそれなりに意味があることだと思います。
それ以上は…時間の無駄かも。
母語干渉は発音で最も顕著
以前、夏川りみとアグネス・チャンが歌うyesterday once more を聞いたことがあります。
それを聞いて、「やっぱり、日本人は日本語っぽく中国人は中国語っぽく歌うなぁ」と感じました。
英語で歌っていても母語である日本語や中国語の影響を受けているのですね。
このように、外国語が母語により影響を受けることを母語干渉といいます。
大人の外国語学習者は発音に関して、母語干渉が最も顕著に出るということらしいです。
英語の歌が日本語っぽくなったり中国語っぽくなったりするのは理屈に合っているわけですね。
で、いろいろな国の人が同じ曲を英語で歌ったときに、母語による影響を受けるのかどうか聞き比べてみることにしました。
リンク先がいつまで生きているかちょっと心配ですが。
まず、オリジナル
日本人が歌うとこんな感じ
http://jp.youtube.com/watch?v=UKCKgr0mMvc
http://jp.youtube.com/watch?v=y1-N7hHZPhQ
http://jp.youtube.com/watch?v=0seop7YOqsQ
http://jp.youtube.com/watch?v=hhFq1msZVI0
http://jp.youtube.com/watch?v=VOZrXlZJIYo
やっぱり、多かれ少なかれ母語の影響を受けているようですね。
その人の英語力などにより、影響の大きさは違うみたいですけど。
日本人の場合、単語の最後に有る子音の発音が苦手な気がします。
子音だけって日本語に無いからねぇ。
おまけ。
OLIVIA NEWTON-JOHN が歌っています。
面白かったので、ついでに。
You are what you buy.
何ヶ月か前の丸井のカードか何かの広告コピーでYou are what you buy. というのがありました。
もちろん、日本人向けのヤツです。
そもそも疑問に思ったのが、「日本人向けのコピーに何で英語を使うのかしら?」という点です。
まさか丸井のマーケティング担当が「英語の方がかっこいい」なんて思っているのでしょうか?
なぞです。
さらに良くわからないのが、短い英文だけど比較的難しいという点です。
これを見て、何を言っているのかわからない人も結構多いと思います。
さすがに、iKnow! をやっている人にはそれほど難しくないでしょうが。
で、最後にメッセージのないようですが、You are what you buy. というのを素直に理解すると。
「あなた」 = 「あなたが買ったもの」 ということですよね。
何だか、いやらしいコピーです。
人間の価値が買ったもので決まるという、物質主義的な感じが苦手です。
さらに、「あなたが買ったもののセンスが悪ければ、あなたの価値もない」という風にも読めますよね。
買ったものとあなたがイコールなのですから。
というわけで、
- 日本人に対して英語のメッセージを送る
- しかも、ちょっと難しい英語で
- さらに、その内容が癇に障る
いろいろ狙いはあったのでしょうが、何だか空回りしているような気がします。
若い女性には受けるのかなぁ??
比較的短い期間で見なくなったということは、評判もそんなに良くなかったのかな?
これは … ばかばかしい
英単語の語源を紹介する番組です。
ロシア人美女がセクシーに紹介してくれます。
「なぜロシア人?」「なぜセクシー?」など疑問がたくさん。
バカバカしいです。
でも、内容は勉強になりますよ。
日本ではそれほど有名ではないようですが、英語版のウィキペディアに項目があるので知名度はそれなりにあるみたいです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hotforwords
Youtube とVideocast で見ることが出来ます。
Videocast の方が画質・音質がいいのでiTunes を入れている方はそちらでご覧になった方がいいかもしれません。
記憶の引き出しは、ふとしたきっかけで開くもの
皆さんは、最初に覚えた英語の文あるいは単語が何か覚えていますか?
私自身すっかり忘れていましたが、紹介いただいた次のページを見ていて思い出しました。
http://canada.cside.biz/books/recomend/dvd.htm
私が、最初に覚えた英語の文はE.T. を見たときに覚えたこの一文です。
E. T. home phone.
当時、8歳だったので、ちょっとした早期教育ですね。
主人公の少年がE.T. に言葉を教えるシーンだったと思います。
E.T. による英作文なので、文法的には正しくないですね。
E.T. というとE.T. を自転車の前かごに乗せて空を飛ぶシーンが一番有名だと思いますが、私の中ではこのシーンが心に残っています。
以上、何となく思い出したことでした。
よにおし
ヘップバーンの映画でもおなじみの「ティファニーで朝食を」には日系人のカメラマンが出てきます。
「日本人 = カメラ」というイメージはバブル期の海外旅行者が増えた頃に定着していたのかと思っていました。
でも、50年前の小説に既にそのイメージがあったのかも。
ところでこのカメラマン、名前を I. Y. Yonioshi といいます。
「よにおし」って … 何ていいかげんなネーミング。
どんな字を充てるのでしょうねぇ?
「よ」とか「に」とかってそもそも漢字が少ないですよね。
無理やり感じを充てるとしたら「由仁忍」か「遊尼押」かしら?
他に良い案ありますか?
どうでもいいことにこだわってみた 「"sitcom"はホームコメディーなの?」
iKnow! を勉強をしていて新しく出てきたのがこの単語、sitcom です。
iKnow! の訳語を見ると、sitcom はホームコメディーとありました。
ということはcomはコメディーの略なんでしょうね。
では sit はなんだろうと自分の知っている言葉を探してみました。
そうすると、シチュエーション・コメディー … あ、なるほどね。
実際、Yahoo! 辞書 にはsitcomは「((略式))=situation comedy.」と出ています。
さらに、situation comedy の訳語をYahoo! 辞書で調べてみると、「(テレビ・ラジオの)連続ホームコメディー」とありますね。
iKnow! の訳語は辞書通りといえそうです。
ところで、sitcom がシチュエーション・コメディーということなら、ホーム・コメディーとはニュアンスが違う気がします。
シチュエーション・コメディーというと「決まった場面に決まった登場人物」というイメージです。
一方の、ホームコメディーは家庭を題材にしたコメディーというイメージですよね。
ホームコメディーは家庭だけを題材にしたものでしょうが、シチュエーション・コメディーには家庭以外の状況があってもいいはずです。
また、ホームコメディーという言葉には、シチュエーション・コメディーが持つ定点観測的なニュアンスはなさそうです。
実際に、ホームコメディーを辞書で調べてみると、次のような表記がありました。
●Yahoo! 辞書 国語辞典(大辞泉)
ホームコメディー
《(和)home+comedy》テレビドラマなどで、家庭での日常的な出来事を題材にした喜劇。
そして、シチュエーション・コメディーはウィキペディアには次のように書かれていました。
●ウィキペディア(日本語) シチュエーション・コメディ
登場人物や場面が固定された連続もののコメディ作品やその手法を指す。しばしばシットコム(sitcom)と略される。
参考までに、英語版も。
●ウィキペディア(英語) Situation comedy
Sitcoms usually consist of recurring characters in a common environment such as a home or workplace.
大体私のイメージどおりですね。
やっぱり、この2つの言葉は別物だと解するのが妥当な気がします。
シチュエーション・コメディーは国語辞典には掲載されていないようですから、日本語として定着しているホームコメディーを訳語として選んだのでしょうか?
意味が違う変なカタカナ英語を訳語に当てるよりは、そのままシチュエーション・コメディーでいいのではないかと思うのですが。
どうなのでしょう?
