TOEIC リスニングのスピードに対応するには
スピードに対応する
TOEIC リスニングのスピードを速いと感じる人も多いでしょう。
でも、TOEIC で高いスコアを出すためには、スピードに対応しないといけません。
それに、TOEIC 程度で速くて理解できないというレベルだと、実用レベルには程遠いです。
速いスピードで読まれる英語を聞き取るには、英語の語順のまま理解する必要があります。
英語を聞いたそばから理解していく能力が求められるのです。
このことの重要性については、次に紹介するスーパーエルマーという教材のサイトで詳しく解説されています。
かなり丁寧に解説してあるので、納得いくと思いますよ。
英語を英語の語順のまま理解する重要性は、長文問題や会話問題で特に高くなります。
これらの問題では、いくつもの文を連続して聞きます。
TOEIC で高得点を挙げるには、一つ一つの文をかなりの速さで処理していかないといけないのです。
そのためには、英文和訳をするときのように、文の切れ目まで聞いて理解するという悠長なことをやっている余裕は無いのです。
さて、問題は具体的にどのようにすれば英語を英語の語順のまま理解できるかです。
ここでは2つの方法をご紹介します。
専用の教材を利用する
一つの方法が、英語を英語の語順のまま理解する教材を利用することです。
例えば、スーパーエルマーという教材なのですが、英語を英語の語順のまま理解することに特化した教材です。
ウェブサイトでは英語を英語の語順で理解することの重要性を丁寧に解説してあるので、それを読むだけでも参考になると思います。
段階を踏んでトレーニングしていくので、次に紹介する「多読をして慣れていく」という方法よりも効率的に対応できるでしょう。
10日間の試聴ができるので、興味がある方は試してみてください。
余談ですが、TOEIC 満点続出という煽りはすごいですね。
学習方法としては納得できるものなので、スコアが伸びること自体は本当だと思います。
英語の速読をすることでスピードに対応できる
もう一つの方法が、英語の速読トレーニングです。
英文を左から右へと返り読みしないように読んでいくことで、英語の語順のまま理解する環境を作ってしまうのです。
速読といっても、びっくりするほど速いスピードで読む必要はありません。
TOEIC のリスニングのスピードより少し速いくらいまで対応できれば、良いでしょう。
一分間で200語程度読めれば、スピードの点は恐れる必要が無いと思います。
具体的に何を読むか
次に気になるのが、TOEIC 対策として何を読めば良いかという点です。
「TOEIC リスニングの単語は易しい」でも書きましたが、TOEIC のリスニングでは難しい単語は使われません。
ということは、難しい本を読んでも仕方がないということです。
易しい本を速く読むという方針で学習してください。
英語があまり得意でない方は、ラダーシリーズやペンギン・リーダーズが良いのではないでしょうか。
TOEIC は時事英語の色彩が強いので、エッセイを選んだ方が良いでしょうね。
易しい洋書選びは、「やさしい洋書で英語を学ぶ│おすすめ英語学習法」が参考になると思います。