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プロソディーが崩れるってこんな感じ

2010年6月13日 日曜日

前回の記事で、プロソディーの崩れで日本語が伝わりにくいケースがある事を書きました。

プロソディーというのは、音の上げ下げとか、読むときに区切る位置とか、音の長さや強弱などの言語の特徴を総称する単語です。

各言語にはそれぞれのプロソディーが存在します。

そしてそれが崩れていると、正確な発音をしても伝わりにくい事があるのです。

プロソディーが崩れているというのは、外国語訛りがあるという意味で取っていただいても良いと思います。

外国語訛りがある日本語だと、読むときの区切り位置が変だったり、変な音の高低や強弱があったりしますよね。

あんな状態です。

前回の例は日本語を例にとった解説でしたが、もちろん英語でも当然同じ事が予想されます。

つまり発音が正しくても、プロソディーに問題があれば英語が通じないケースが存在すると言うことです。

ただ、前回の説明は今ひとつ説得力を欠いたものだったようです。

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日本人は発音が下手だから英語が伝わらないというのは本当か?

2010年6月12日 土曜日

日本人は発音が下手だから、ネイティブには伝わらないと言うような事を言う人がいます。

カタカナ読みのように発音するので、ネイティブには何を話しているかわからないというのです。

一見もっともらしく聞こえるのですが、個人的にはちょっと疑わしいと思う節もあります。

正直、ちょっとぐらい発音を間違えても、文脈などで伝わると思うんですよね。

そこで、実験をしてみることにしました。

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