洋書の多読:The Bridges of Madison County (邦題:マディソン郡の橋)│あらすじと感想

マディソン郡の橋

あらすじ

とりあえず、あらすじはこんな感じです。

アイオワ州の片田舎で出会った、平凡な主婦と中年のカメラマンの4日間の恋を描く。(中略)ナショナルジオグラフィックのカメラマン、ロバート・キンケイドは小さな農場の主婦フランチェスカ・ジョンソンと出会い恋に落ちる。そして永遠に心に残る4日間が始まる…。
(ウィキペディアより)

こてこてのラブスートーリーですね。
苦手な人は避けておいた方がいいかもしれませんね。

感想

読者を泣かせてやろうという感じがにじんでくる作品です。
疑いの目を持たず、素直な気持ちで読めば結構泣けるのではないでしょうか。

でも、突っ込みどころが多いのも事実です。

まず気になるのが、母親が見知らぬ男と簡単に恋に落ちすぎるところ。

いくらなんでも … ねえ。
カメラマンと農家の主婦の二人が恋に落ちるシーンは、心理描写が雑すぎる気がします。
心の動きがわからないと、感情移入できないんだよねぇ。

次に男のキャラクター。

男のキャラクターが安っぽすぎます。
はっきり行ってこんなやつ嫌いです。

インテリ気取りのもったいぶった話し方も嫌い。
シーンごとに性格が違うような印象もありますし。
ワイルドな人柄と、繊細な人柄が混じったりと、いろいろな人の人格が混じってしまっている感じがしました。
統一した一人の人間として見られませんでした。
最初にしっかりと設定出来ていないのではないかと疑ってしまいます。

さらには、母親の真実を知ったときの子供達(子供といっても中年と呼ばれる年代ですが)の反応が納得できない。

母親が不倫したのを知った子供が、そんな反応をするかしら…と。
まず最初に感じるのは、戸惑いか嫌悪感だと思います。
その後、別の感情が出てくるならまだ理解できますが。

このあたりは、実際に読んで確認してみてください。
他にも、色々見つかると思います。

二人が別れてから後は、まあまあ良かったのですけどね。
その後、残念な展開に。

学習教材としての使い道

ところで、この作品ですが、英語の学習用としては使えそうです。

比較的読み安い文体で書かれているので、英語の本を読みなれていない人でも読みやすいと思います。
難しい単語も少ない気もしますし。
大人向けの小説をはじめて読むというような方は選択肢に入れてもいいかもしれません。

また、講談社インターナショナルよりルビー・ブックスという、英文の下に小さい日本語で訳が書いてあるシリーズがあるのですが、これを使ってみてもいいかもしれません。
ルビー・ブックスは古い作品が多いのですが、この作品は比較的新しいので学習教材(単語を覚えるとか)としての使える気がします。


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