英語の多読で得られる効果

同じ動作でも色々な単語が使い分けられる

最近「ハリーポッターと賢者の石」を読み直しました。
で、その本を読みながら、iKnow! マイリストも作ってみました。

左手に本を持って、右手でキーボードを打つと言う感じで。

(残念ながら、iKnow! は有料化になり、過去のリストは見られません。
良い学習ツールでしたが、使えないものは仕方が無いですね。)

上の2つはジャンルの限られた特殊な単語なので、見る必要は無いと思います。
ファンダジー小説が好きな人限定でよろしいかと。

意外と重要だと思うのが、下の二つ「いろいろな声を出す動作」「いろいろな歩く・走る・飛ぶ…」です。
単純な動作にこれだけの単語が使われているということは、状況に応じて単語が細かく使い分けられているということが読み取れますね。

こういった単語は、単語帳のような物を読んだり、iKnow!のようなものでも学習できます。
ただ、細かいニュアンスの違いは、ストーリーの流れの中で勉強しないとわかりにくいのではないかと思います。

というわけで、間違ってもこのリストだけでは勉強しないでください。

まあ、チラッと見て、こんなのがあるんだと覚えておくのはそれなりに意味があると思います。
まったく、意味がわからない単語ばかりだと読もうにも読めませんから。
ただ最終的には、小説の英文を読み込むことで細かいニュアンスの違いを身につけるのがいいのかなぁと思います。

知っている単語が増える

英語の多読をすると、知っている単語が増えます。
特に、辞書を引いて無理に覚えようとしなくても、自然に語彙の量が増えていきます。
これは、文脈から単語の意味を類推していくからで、自動的にという感じで増えていきます。

もちろん、覚えようと思って覚えるのに比べると、効率は劣りますよ。
必ずしもすべての単語の意味を類推できるわけではありませんし。
でも、無理に覚えようと思って覚えるのに比べると、かなり楽な気分で覚えられるのではないでしょうか。

単語を覚える効果に関して、関連するページです。
多読の効果を実感する方法