時々、ブラジルポルトガル語という名前を聞くことがあります。これは一体どのようなものでしょう。ポルトガルで話されるポルトガル語とは違うものなのでしょうか。
とりあえず、ウィキペディアで調べてみましょう。
ブラジルポルトガル語とは、ブラジルで話されているポルトガル語の一派であり、ポルトガルで話されるイベリアポルトガル語とは、若干異なる。(ウィキペディアより)
予想していた通りの答えですね。
ブラジルで使われているポルトガル語だからブラジルポルトガル語。そのままでした。
どこが違うの?
わざわざ名前を付けているんだから、本家のポルトガル語と大きな違いがあるのかもしれません。英語は各地で話されていますが、普通はわざわざ名前を区別していませんからね。
ウィキペディアを見る限り、発音・アクセント・文法ともに若干の違いはあるようです。でも、単語は共通しているのかな?。あ、単語も一部は違うみたいですね。
ブラジル人がポルトガル人のポルトガル語を聞いてどの程度わかるかはちょっとわかりません。あるいは、その逆のケースも。でも、一部わからない部分はあるのかもしれません。
日本人が学習して役に立つ可能性が高いブラジルポルトガル語
ちなみに、ブラジルの公用語はブラジルポルトガル語だそうです。ということは、ポルトガルを話す人の中ではブラジルポルトガル語を話す人が最も多いということですね。ブラジルの人口はポルトガルに比べてかなり多いですから。
さらに、日本にいる人でポルトガル語を話す人は大体ブラジル人です。とうことは、ブラジルポルトガル語を覚える方が実用的には使い道があるということでしょう。
実際、日本国内で販売されているポルトガル語学習教材はほとんどがブラジルポルトガル語を対象としており、イベリアポルトガル語の学習者が教材に困るほどである。(ウィキペディアより)
日本でポルトガル語を学ぼうと思うと、必然的にブラジルポルトガル語になるようです。
イベリアポルトガルとというのは、ポルトガル本国で話されているポルトガル語の事を指すようです。他に、アフリカポルトガル語というのがあるようです。
まあ、ポルトガル自体は小さい国ですからねぇ。人口も一千万人ちょっと。ということは、東京都よりも人口が少ないわけです。
ブラジルは2億人近い人がいますから、ブラジルポルトガル語が主流になるのは当然かもしれません。
ちなみにポルトガルは、面積では北海道よりちょっと大きいくらいのようです。これは余談です。