海外記事を日本語で読むときには誤訳に注意が必要
海外記事の誤訳が意外と多い気がする
ニュースの紹介と言う趣旨とは少し異なりますが、英語で発信されたニュースを読んでいて気になることです。
日本語に訳された記事の事ですね。
最近、海外の記事を見る機会が増えた気がします。
ネットの影響でしょう。
そして、これらの記事には誤訳がかなり高い確率で混じっているように思えてなりません。
例えば、ロイター配信の次の記事。
日本語のタイトルが「オーストラリアのリゾートで『夢のような』求人情報」とあります。
To offset the drudgery, the state of Queensland is offering 150,000 Australian dollars ($105,000), accommodation in a luxury three-bedroom house and transportation to and from the island.
(Seeking dream job on paradise island? Apply here REUTERS)
あれ、何でインドなんだろう?
まあいいか。
そして、この記事の日本語訳が次のようになっていました。
その対価として、クイーンズランド州が豪華な3ベッドルームの滞在費15万豪ドル(約950万円)相当と往復の交通費を負担する。
(オーストラリアのリゾートで「夢のような」求人情報 ロイター)
多分、二つ目のコンマを同格のコンマだと思ってしまったのでしょう。
でも、the state of Queensland is offering A ,B and C. と解釈するのが正しいはずです。
つまり、日本語訳は「滞在費15万豪ドルとベッドルームが三つついた豪華な家と島への往復の交通費が提供される」となるべきです。
日本語訳の方だと、家だけ提供されて他は無償と言う意味になってしまいます。
何かおかしいと訳した人は気づかなかったのでしょうか?
あと、誤訳をチェックする人はいなかったのでしょうか?
結構、分かりやすい間違いだと思うんですけどね。
日本語だけを読んでも、「夢のような求人情報」というタイトルと記事の内容が合いませんし。
インターネットのおかげで、海外の記事を見る機会が増えたのはいいことです。
ただ、それを日本語に直す人材が追いついていないのかもしれません。
それでも、大手の新聞や通信社には最低限のクオリティは守って欲しいですけどね。
2009.1.13
