センター試験の英語リスニングをやってみた
試しにリスニング問題を聞いてみました
おととい・昨日と大学入試センター試験が行われました。
英語リスニングは今回も機器トラブルが発生したみたいですね。
まあ、何万個も機械を作れば、いくつかは不良品が混じるのはしかたがないことですけどね。
さて、その英語リスニングですが、実際の試験公開されていたので、試しにちょっとやってみました。
問題は下記のサイトで聞けるので、興味があればお試しください。
(大学入試センター-平成21年度センター試験(本試験)正解)
センター試験のリスニングはこんな感じ
英語のスピードは意外と速いですね。
ナチュラルな速さよりちょっと遅いくらいでしょうか。
もう少し手加減したものを予想していたのですが、そんなでもなかったです。
パソコンで聞いた限り、変なノイズのようなものは入っていなかったです。
音質の面では問題なさそうです。
発音は標準的で聞き取り易いです。
人に聞かせるトレーニングをある程度つんだ人が読んでいるのでしょうね。
理解してもらうために丁寧に読んでいるという印象でした。
音の崩れもそれほどなさそうです。
使用されている語彙は、かなり制限されている感じです。
リーディングに比べると、明らかに易しいです。
意図的に易しい単語が選ばれているように感じました。
中学生でも分かるくらいなのかな。
問題の英文は、2回読まれています。
2回聞けるから、かなり余裕があるような気がします。
一回だけだと、平均点はかなり下がるでしょうね。
3割~4割くらいは下がるんじゃないかなぁ。
もっと下がるかも。
外国人向けに丁寧に読まれているけど、びっくりするほど易しいわけではない。
全体としては、そんな印象でした。
会話重視に変更した効果は出ているのか?
さて、この試験の平均点はどの程度なのでしょうか?
当然ながら、今年の平均点は出ていないので、去年の平均点を調べてみました。
某予備校によりますと、難しさは昨年並みということなので参考になるでしょう。
(大学入試センター-平成20年度センター試験(本試験)平均点等一覧)
オフィシャルサイトによると、去年の平均点は100点満点換算で58.90点なのだそうです。
個人的には、「思ったよりできるんだ」という印象でした。
英語の授業を会話重視に変更した効果は出ているのかなぁ?
それなりに得点を取れる理由の一つに、英文を2回聞けるという点が挙げられると思います。
上にも書きましたが、問題文を読むのが1回だけだと点数がなり下がるような気がします。
2回聞ける事で、満点も結構いるんじゃないかという印象を持ちました。
リーディングよりは、満点が取りやすいのでしょうね。
自分が受験した頃に比べるとどうなのでしょうねぇ?
その頃に比べれば、リスニングが出来るようになっているのかもしれません。
昔のカリキュラムだと、英語を聞く機会はほとんどありませんでした。
そんな人が、あの問題を解けといわれるとかなり苦しむような気がします。
自分が高校生だったのは遠い昔なので思い出すのも大変ですが。
2009.1.19