音の変化を学び身につける講座│英語が聞き取れない原因と対策

聞き取れないのは音が変わるから

別の場所で詳しく書いていますが、英語が聞き取れない理由の一つに音の変化があります。
音の変化と言うのは何か。
簡単な例を挙げてみようと思います。

まずは、「単語と単語がくっついて違う音に変わる」という現象です。
もっとも有名なのはwant to がwanna と発音されるケースでしょうか。
t の音がn の音に変わってしまうのです。

もう一つのパターンが、「一単語として発音した場合は発音される音が文中では発音されなくなる」という現象です。
これは、短縮表現を思い浮かべていただくと分かりやすいと思います。
do not がdon't になったり、can not がcan't になったりするのは音の一部が消えているからです。
短縮表現として定着しているもの以外にも、このように音が発音されなくなるということはよくあることです。

このような音の変化は、英語では頻繁に起こります。
しかも、日常会話に近いものになればなるほど変化も大きくなります。
TOEIC や英検などの資格試験ではある程度聞き取れるが、映画の英語はさっぱり聞き取れないという人はたくさんいるようです。
こういう人は、音の変化を理解していないからかもしれません。
英語のリスニングで伸び悩んでいる人は、この点を見直すと問題を解決できるかもしれませんね。

音の変化に特化した商品

このような音の変化に対応するためには、英語の音にはどのような変化のパターンがあるかを知る事が重要です。
これらの音の変化は、何の規則もなく変化しているのではないのです。
一定の規則に基づいて変化しているのです。
そのパターンさえ押さえてしまえば、あとは慣れていくだけで今まで聞き取れなかったものが聞き取れるようになるのです。

最近、そのような音の変化に特化した教材を見つけました。
DHCというところの通信講座で、「日本人のためのリスニング講座」という名前の講座です。
講座の内容は、上で挙げたような音の変化の基本を学ぶものになっています。

講座紹介のページからちょっと引用してみましょう。

「発音のカラクリ」を覚えるだけ
英語の発音は「ひとつの単語にひとつだけある」わけではありません。状況によってある一定の法則で変化するものなのです。(中略) その法則をDHCでは「英語のカラクリ」と呼び、4つにまとめました。
土台作りは5つの品詞のリスニング
英語には、とくに強く発音される単語や前後の単語に影響され、聞き取りの難しい品詞があります。(中略)本講座では「4つの発音のカラクリ」をもとにこれら5つの品詞がどのように聞こえるかを品詞別に徹底的に学習し、リスニングの土台作りをしっかり行います。
音読練習で発音変化を記憶する
本講座では、発音の変化の詳細な解説をもとに音読練習を何度も繰り返し、一度聞いた音をしっかりと記憶に定着させます。

上の引用からも分かるように、「日本人のためのリスニング講座」では音の変化を学び、それを定着させる事を目指しているのです。
英語の聞き取りが苦手だという人は、一度試してみる価値がある講座ではないでしょうか。

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