こんな英語学習法を試してみた

英語学習法リスニング

英語の聞き取りに必要なのは読解力

英語が速いスピードで読めない人は聞き取れない

英語のリスニングの能力というと、音を正確に聞き取ることを頭に浮かべる人が多いと思います。
確かに聞き取りですから、相手の音を聞いて単語思い出すといったことは必要です。
でも、それだけで英語が聞き取れるようになるかというと、おそらく無理でしょう。

もちろん、挨拶程度の簡単なものなら音を正確に聞けるだけでだいぶ出来るようになると思います。
しかし、テレビのアナウンサーが読むような長い文章を聞くだけで理解したり、映画でのセリフのやりとりを理解するのはちょっと難しいでしょう。
内容を理解するためには、彼らが話すのと同じくらいの速さで英語を処理しないといけないのです。
いったん遅れてしまうと、ニュースの内容がわからなくなったり、会話についていけなくなったりします。
つまり、実用として英語を使うためには、英語を聞いたそばから順番に理解していく能力も必要なのです。

一分間に150語から200語

英語のネイティブは一分間に150語から200語の速さで話すといわれています。
英語を聞くのになれていない人にとっては、150語でも相当速く感じられることでしょう。
でも、上に書いたように、最低このくらいの速さで理解していかないと、まともに英語を聞き取ることはできません。

さて、このくらいのペースの英語を聞き取るためには、どのようなトレーニングをする必要があるのでしょうか?

英語を聞こえた順に理解していくトレーニング

まず大事なのが、英語を聞こえた順番に理解していくトレーニングです。
日本の中学・高校では、英語を一文の最後まで読み、文の構造を理解し日本語に変換するといったトレーニングを行います。
このトレーニング自体は悪いトレーニングだとは思わないのですが、実用という点からはこのトレーニングだけでは不足があるといえるでしょう。

なぜか。
リスイングの場合は、一文の最後まで聞いてから意味を理解するのが難しいからです。
短い文なら、聞いた英語を覚えていることが出来ますが、一文が長い場合は最後まで覚えていることは不可能です。
最後まで聞いた頃には、文の最初で何を言っていたか思い出すことは難しいでしょう。
仮に、一文を最後まで覚えられたとしても、その意味を解釈しているうちに次の一文が読まれてしまいます。
つまり、学校で勉強するような英文解釈の仕方ではリスニングに対応できないのです。

それでは、どうしたら良いでしょう。
リスニングでは音は聞いたそばから消えてしまいます。
そして、それを覚えるにも限界があります。
これらの問題を回避するには、英語を聞こえた順番で理解していくしかありません。

音を聞こえた順に理解していくのに効果的なトレーニングが英文を読むことです。
少し易しめの英文を、英語の語順のまま理解していくように読んでいきます。
つまり、左から右に読んでいきながら意味を取っていきます。
このとき、学校でやったように、ピリオドまで読んでから意味を取るような方法では全く意味がありません。
また、途中でちょっと戻るという読み方も出来るだけ避けてください。
返り読みをすることなく、左から右に英語を読んで理解していくのです。

もちろん、最初は難しく感じると思います。
単語がわからないために読みのスピードが遅れるのはトレーニングの目的に反するので、少し易しめの英文を読むことをお薦めしています。
何れにしろ、この方法で読めるようにならないと英語はいつまでたっても聞き取れるようにならないでしょう。

英語を、英語の語順のまま理解していくトレーニングは何冊か本も出ているようです。
もっとわしい学習方法を知りたい方は、「直読直解」というようなキーワードで探してみると良いのではないでしょうか。
私自身は、どんな本がいいかわかりませんが。
大学受験の参考書だったら「ビジュアル英文解釈」という本が、この考え方にのっとった解説をしています。
ただ、ちょっと理屈っぽい感じがするかも。

英文を読む量を増やしスピードアップ

左から右に英文を読んで言って理解できるようになると、リスニングの能力はかなり上がることと思います。
しかし、これだけではまだ不十分に感じるでしょう。
おそらく、実際のネイティブのスピードには十分についていくことができません。

実際のネイティブのスピードについていけるようになるためには、英文を数多く読みこなし時間を掛けずに読めるようになることが必要です。
また、時には特にスピードを意識して速く読むような練習もしてください。
たくさん読んでいくうちに、読むスピードは上がっていきますが、一分間200語というレベルまでは中々たどり着けません。
このときも、易しいものを選ぶことをお薦めします。
難しいものを速く読むのは難しいですから。

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