英語を聞き取れない理由はどこにある?
「RとLの聞き取りが出来ないから聞き取れない」は本当?
テレビなどで日本人が英語を聞き取れないという話題になると決まって出てくるのがこの話題です。
でも、本当にそんな重要なことなの?
正しい発音がわからないから、聞き取れない
正しい発音を知らないと、英語は聞き取れません。
このことは見逃されがちですが、大変重要なことだと思います。
音の崩れを知らなければ聞き取れない
実際にネイティブが話す時は、一単語一単語ごと丁寧に発音するわけではありません。
単語と単語がくっついて発音されたり、別の音に変わったりすることがあります。
このルールを理解しておかないと、英語を聞き取ることはできません。
相手が話すスピードで英語を理解できなければ聞き取れない
●相手が話すスピードで英語を理解できなければリスニングはできない
ネイティブスピーカーが話すスピードで理解するためには、英語を英語の語順のまま理解しないといけません。
英語を日本語に置き換えながら理化するという方法は、捨てないといけないのです。
語彙不足・背景知識不足だと聞き取れない
よく知らない分野は聞き取るのも大変です。
そもそも難しい話題だと、日本語だって聞き取れません。
ましてや英語なんて聞き取れるはずが無いのです。
まとめ
というころで、英語が聞き取れないという状態は、色々なことが原因で起こります。
結局は、総合的な英語力が有るかという問題なのでしょう。
いいかげん r とか l とかの信仰から抜け出した方が、いいのではないかと思うのですが。
事態はそんなに単純ではありません。
この日記を書き終わってから、次のようなページを見つけました。
なんだか同じような事が書いてありますね。
ちょっと損した気分です。
http://shakodance.com/study/12020/
【追記】 文法力が無いと聞き取れない
「音の崩れを知らなければ聞き取れない」の項でも書きましたが、ネイティブがすべての音を元の単語のまま話しているわけではありません。
冠詞や前置詞あと複数形の s や過去形の ed どははっきり発音されないことも。
こんな時に大事なのが文法の力です。
英語の文法をしっかり身につけていれば、はっきり発音されていない部分を自分で補うことが出来ます。
つまり、この部分には当然冠詞が入るはずだから、今聞こえた音は the に違いないとか推測することが出来るんですね。
ディクテーションをしてみるとわかりますが、文法知識で補正するというのは意外と大事なことだと思います。