たった1,652語知っていればハリー・ポッターは読める!Harry Potter を読むのに必要な語彙

同じ動作でも色々な単語が使い分けられる

どのくらいの単語を知っていれば英語で小説が読めるのでしょうか?
ちょっと興味があって、調べてみました。
ハリー・ポッターと賢者の石に関する分析サイトが見つかったのでこれを利用しました。

色々調べた結果、1,652単語あるいは1,976単語知っていれば、ハリー・ポッターと賢者の石は読み通せそうです。
この単語数というのは、a とかthe といった基本単語も含めた数です。
「意外に少ないなぁ」というのが率直な感想です。
1,652単語というと、高校一年生レベルの語彙数ですよね。
多分、多くの人が既に大部分の単語を知っているのだと思います。

もちろん1,652単語は、どんな単語でも良いわけではなく、ハリー・ポッターと賢者の石で使われる単語を覚える必要があります。
中には高度な単語もあり、すごく簡単にというわけには行きません。
でも、漠然とたくさんの単語を覚えなければいけないと思っているよりは気楽なのではないでしょうか。

それでは、1,652単語知っていればハリー・ポッターと賢者の石を読み通せると考える根拠と、どの単語を覚えればいいのかといったあたりを説明していきたいと思います。 

1,652単語知っていればハリー・ポッターは読める

ハリー・ポッターの小説に関して調査しているサイトを見つけました。
http://www.e-teststation.com/hp/analyze.html

このサイトによると、ハリー・ポッターと賢者の石は74,998語、異なり語数3,996語で書かれているようです。
ここで、異なり語数というのは、使われている単語の種類のことです。
例えば、全作品中でthe が1,000回使われていたとすると、総語数では1,000語とカウントしますが、異なり語数では1語としてカウントとします。
異なり語数がわかると、一作品中に何種類の単語が出てくるかわかるわけです。
ハリー・ポッターと賢者の石の場合は約4,000種類の単語が使われているわけです。

さて、このサイトでは更に詳しいデータが紹介されています。
それぞれの単語が作品中何回使用されているかまで調べられているんですね。
ということは、使用頻度の高い順に単語を覚えていくことで、作品を読み通せる確率は高くなるというわけです。
一冊のなかで1回とか2回しか出てこない単語を知らなくても、影響は小さそうですよね。 

さて、このデータを使ってさらに調べてみました。
まずは、使用頻度が低い単語が全体に占める割合を調べてみました。

色々計算をした結果、使用回数が2回以下の単語が総語数に占める割合は3.4%、
使用回数が3回以下の単語が総語数に占める割合は4.7%とわかります。

つまり、使用回数が2回以下の単語を無視しても、総語数のうちの96.6%はわかるということです。
同様に、使用回数が3回以下の単語を無視しても、総語数のうち95.3%はわかります。

総語数のうちの95.3%がわかれば、細かい部分がわからなくても話の筋を追うのには支障はなさそうですね。

使用回数3回以下の単語を除くと、全部で1,652語あります。
この1,652語を覚えた上で小説を読めば、何とかストーリーを理解しながら最後まで読み通せるのではないでしょうか。

これが1,652語知っているとハリー・ポッターと賢者の石を読み通せるとした根拠です。

どの単語を覚えればいいか

どの単語を覚えればいいかというと、これは簡単な話で、使用回数が4回以上の単語を覚えればいいわけです。
次のサイトの「語彙リスト(536KB)」という部分をクリックすれば、一覧が見られます。
http://www.e-teststation.com/hp/analyze.html

具体的には、各単語を知っているかどうかチェックして、知らない単語を元にiKnow! のマイリストなどを作って覚えていくのが覚えやすいやり方でしょうか。

使用頻度があまり多くない単語の中には、難しい単語もあるので、少し大変かもしれません。
具体的に言うと、SVL12000 という語彙のリストで1万語以上のレベルのものもあります。
1万語レベルというと英検一級くらいです。
子供向けとはいえ、そういう単語も含まれているということです。

また、使用回数の多い単語の中にも、難しいと感じられる単語が意外とたくさんあるかもしれません。
例えば、人間の動作に関する単語は、学校の教科書や大学受験ではあまり出てこないので難しいと感じるかもしれません。
でも、日常の生活の中ではかなり頻繁に使われます。
こういった単語を覚えられるのもメリットと言えるかもしれませんね。

補足

ハリー・ポッター シリーズは巻を追うごとに単語が難しくなっていくので、先の巻を読みこなすにはもう少し語彙が必要だと思います。

大人向けの小説はどうなのでしょうか?
参考になる資料があれば、調べてみたいですね。
ただ、今回と同じようにすべての単語を理解しないでも大丈夫というスタンスで望めば、それほど多くの単語は知らなくてもいいのかも。

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