語彙を増やすというのは視力矯正に似ているかも

同じ本を読んだときの印象の違い

最近、昔読んだ本を読み直しています。
本を読んでいて思うのですが、以前読んだときより、物語の映像が鮮明に頭に浮かぶようになった気がします。

例えて言うなら、眼鏡を掛けた時のような感じでしょうか。
霞がかって見えていた景色が、鮮やかに見えるようになります。
ぼやけていた風景がはっきり見える感じがしますし、人の細かいしぐさや表情もはっきりわかるように感じました。

もちろん、前回読んだときにもストーリーはちゃんと追えていたんです。
そんなに難しい本ではなかったので。
でも、情景描写とか、細かい動作とか、セリフのニュアンスとか、細かい部分に関しては読めていなかったんでしょうね。

以前と今で何が違ったのか

読み直しをしている本が難しくないのに、細かい部分が読めなかったのはなぜなのでしょう。
私個人は語彙不足が原因だったと感じています。

文体としては難しくない本でも、語彙がそんなに易しいわけではありません。
ネイティブ向けに書かれた本、特に小説だと、子供向けの本でも一ページにいくつかは知らない単語があります。

一ページの中にわからない単語が何個かあっても、話の流れを追うのは難しくありません。
物語の流れがありますから、知らない単語でもある程度推測出来ちゃうんですね。
よくわからないけど服の種類に関する名詞だろうとか、表情を表す動詞だろうといった具合です。

推測することができるので、語彙がそんなに多くない人でも、英語の本や雑誌を読むことは可能です。
少なくとも筋を追う事は難しくないです。

もちろん、あまりにも少ないと、どうしようも無いんですけどね。
5,000語とか6,000語とか知っていれば、ある程度読めるはずです。
でも、細かい部分ではわかっていないことも多いのです。

どのくらい覚えれば良いか

情報収集の目的なら、6,000語から8,000語も知っていれば十分でしょう。
このくらい知っていると、知らない単語があっても、文脈で補う事は可能だと思われます。

8,000語ぐらい知っていれば、語彙がわからなくてTOEIC で困ることが無いと、どこかで読んだことがあります。
一つの目安としては、良い線だと思います。

ただ、小説の情景描写や細かいしぐさ、言葉のニュアンスを正確に読み取ろうと思ったら8,000語では足りないのでしょう。
ではどのくらい必要かということですが、正直よく分かりません。
人によっては、15,000語と言う人も、20,000語と言う人もいます。

目指すレベルによって、覚えなければいけない単語の数も違うと思います。
15,000語を越える単語を覚えるとなると、かなり気合を入れて取り組まないといけないんでしょうね。

でも、視界をクリアにするためにも、語彙は覚えた方が良いだろうと強く感じました。

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