洋書の多読:Darren Shan - Killers of the Dawn (邦題:ダレン・シャンIX -夜明けの覇者)│あらすじと感想

はじめに

この巻も、邦題が原題と大きく変えられていますね。
Killers が「覇者」ってどういうこと?

Killers →「覇者」の変更は、ネガティブな言葉を「覇者」というポジティブな単語に変えてしまったと言う問題があります。
でも、それだけでなく、「覇者」と単語が一人の人間を連想させるというのもよくない点です。
killers という複数形からは、人殺しが何人かいるシーンを連想しますから。
ずいぶん印象が違う。

何でこういう変更をするのでしょうか?
原題に忠実に邦題を付けても、売上は対して変わらないような気がするんだけどなあ。
よくわからん。

あらずじ

ネタバレありますので、嫌な方は飛ばしてください。

バンパニーズの罠から逃れたダレンたち。
彼らはスティーブがアジトとしていた場所に逃げ込む。
しかし、これもバンパニーズの罠だった。
ダレンたちは一連の事件の容疑者として、警察に取り囲まれてしまったのだ。

ダレンたちは脱出を試みる。
警察から逃げられたのはバンチャだけであった。

警察署で別々に取調べを受けるダレンたち。
やがて警察署内が騒がしくなる。
警察に保護されていたスティーブが、警察官と看護婦を殺して逃走したというのである。
ダレンたち三人も、この騒ぎに乗じて留置場から逃げ出すことに成功した。

大変なのはここからだった。
警察に捕まるときにクレプスリーは足に怪我を負っていたのだ。
バンパイアであるクレプスリは、長時間太陽の下にいることはできない。
さらに悪いことに、警察がダレンたちが逃走した事実をマスコミを通じて発表したのである。
ダレンたち三人は一般市民にも追われることになった。

日没を向かえ、バンパニーズが待つ地下へ向かうダレンたち。
バンチャとも落ち合い、決戦へと向かう。

地下室でバンパニーズと退治するダレン一行。
クレプスリ一人がバンパニーズ・ロード、スティーブ・レオナルド、ガネン・ハーストと戦うことになる。

一対三の戦いを制したクレプスリ。
遂にバンパニーズ・ロードを倒すことに成功する。
バンパイアがバンパニーズとの戦いに勝利したのである。
しかし、…。

ちなみに、バンパニーズ・ロードは洋書での肩書きををカタカナで書き起こしています。
邦訳だと違う肩書きだと思います。

個人的な感想

この巻も微妙に無理がある展開があったような気がします。
特に町の人が、バンパイアを追いかけるという展開は無理がある感じがしますね。

まず逃げるんじゃないかなぁと、思うのですよ。
まあ、日本人とイギリス人の国民性の違いかもしれませんが。

最も気になるのが、ガネン・ハーストがクレプスリとスティーブの体重を支えきれなくなるシーン。
バンパイアやバンパニーズの運動能力の設定から考えると、人間二人くらい支えるのはそんなに難しいことではないような。

あるときは能力がすごかったり、あるときたいしたことが無かったりと、都合に合わせて使い合わせている感じです。

バンパイアの能力がシーンによってバラツキがあるのは、この場面以外でも時々気になります。
すごいんだか、すごくないんだか。

よく分かりません。

あ、そうそう。
最後に明かされるスティーブの秘密もちょっとがっかりです。

あまりに予想通りで、「びっくり」というより、「やっぱり」という感じでした。

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