洋書の多読:Darren Shan - Sons of Destiny (邦題:ダレン・シャンXII -運命の息子)│あらすじと感想

あらすじ

ネタバレ満載ですので、気になる方は飛ばしてください。

バンパニーズの血が入り、このままでは普通の人間として生きていけないダリウス。
ダリウスはバンパニーズとして生きていくか、バンパイアとして生きていくかの二者択一を迫られていた。

ダリウスの母親であるアニーに、ダリウスの状況について説明しなければならないダレン。
二人は18年ぶりに再開を果たす。

十数年前に既に死んだはずの、しかもほとんど成長していない兄に戸惑うアニー。
しかし、次第にダレンの説明を受け容れていった。

ダリウスがバンパイアになることにも納得する。

ダリウスにバンパイアの血を入れることは大変な作業だった。
ダレンは意識を失ってしまう。

意識を取り戻したダレンは、シルク・ド・フリークがバンパニーズに襲われたことを知る。
アニー、ダリウスと別れたダレンは、シルク・ド・フリークに向かった。

シルクがキャンプを張るスタジアムは警察に包囲されていた。
しかし、入り口の一つの警備が手薄になっていた。

どうやらダレンたちが中に入れいるように、意図的に仕組まれたもののようだった。

罠だと知りつつもバンパニーズ・ロードと戦うためにスタジアムに入るダレン。
スタジアムは、バンパニーズたちによって完全に制圧されていた。

シルクのメンバーが全員捕らえられていたのだ。

スティーブと対峙するダレン。
ダレンのピストルの合図で戦いが始まった。

はじめは劣勢にたたされるも、次第に制圧していくダレンたち。
そんな中、スティーブとガネン・ハーストはその場を離れていく。

スティーブとガネン・ハーストを追う、ダレンとバンチャ。
やがて追いつくと、最後の戦いが始まった。

バンチャが深い傷を負い、ガネン・ハーストがRVの乱入で意識を失う。
最終的に一対一で戦うことになるダレンとスティーブ。

戦いで勝ち残ったのはダレンだった。

スティーブの傷は深く、このままでは生き残れないのは確実だった。
スティーブにとどめをさすことを促すミスター・タイニー。

ダレンはタイニーの意図を知り、阻止する事を考える。
ダレンは逆にスティーブに自分を攻撃させたのだ。

深い傷を負ったスティーブとダレンは川に落ちる。
二人川の中で命を落とした。

ダレンは精霊の湖にいた。
やがて、彼はエバンナに釣り上げられる。

状況が飲み込めないダレンを、エバンナはミスター・タイニーの元に案内する。

ミスター・タイニーの元に向かう途中、バンパニーズとの戦いの状況を聞くダレン。
さらにエバンナからミスター・タイニーに対抗するための計画を明かされた。

ダレンの行動に感銘したエバンナは、自らが許される範囲で戦いを終わらせようとしていたのだ。

ダレンはミスター・タイニーによってリトル・ピープルへと変えられる。
そして、過去へと送り出される。

ダレンが送られたのは、ダレンがスティーブとシルク・ド・フリークを見に行った日だった。

公演終了後ダレンは過去の自分を脅し、シルクから追い払った。
ダレンがクレプスリーの正体とスティーブの考えを知らなければ、自信がバンパイアになることも無いと考えたのである。

バンパイアになった以降の日記をミスター・トールに託したダレン。
ミスター・トールが将来の自分に日記を渡すことを彼は願ったのだ。

リトル・ピープルとしては一日しか生きられないダレン。
彼は劇場の屋上に上り静に息を引き取った。

個人的な感想

最終的にミスター・タイニーが生き残るのが気に食わないです。
まあ、趣味の問題ですけどね。

結局エバンナがダレンに知恵をつけて、タイニーが今までどおりの横暴ができなくなったという程度の結論です。
要するに、一番の悪はたいして影響を受けないわけです。

ミスター・トールが死んだくらいだから、タイニーが死ぬような形にしても良かったんじゃないかなぁ。

あと、時間に関する設定では、ちょっとすっきりしない部分がのこります。
厳密に議論をしていくと、結構矛盾があるんじゃないかなあ。

まあ、タイムトラベルを扱う小説では、こういった問題は起こりがちですけどね。
タイニーが自由に時間を行き来できるだけに、丁寧に考えて欲しかったかな。

気になる点といえば、バンパーニーズとの戦いに勝ったあとのハーキャットたちです。
警察に囲まれた状況で、どうやって逃げて行ったのでしょう?

スタジアムへの出入り口はアリスによって確保されていたから無事出られたと言うことでしょうか?
事の大きさから考えるとそんなに簡単にはいかないと思うんですけどね。

そういえば、まだあります。

エバンナによると戦いはまだ続いているんですよね。
でも、ダレンがスティーブを倒して、バンチャが生き残ったんだから予言によればバンパイアが勝つはずですよね。

ロード・オブ・シャドウ生まれなかったから未来が変わったって言うことなのかな?
バンパイアとバンパニーズの戦いも含め、ダレンが未来を変えたということなのでしょうかねえ?

まあ、細かいことを気にしすぎるときりが無いですけどね。
まだまだ出てきそうです。

このあたりは、全編を通して雑ですね。

英語の難しさ

11巻に引き続き、12巻も読みやすかったです。
どういう心境の変化でそうしたのでしょうか?
わかりません。


amazon.co.jp でSons of Destiny (The Saga of Darren Shan) の他の人のレビューをチェック。

【ダレン・シャン シリーズ】


読みやすい洋書・ペーパーバック│おすすめの児童書
読みやすい洋書・ペーパーバック│おすすめのホラー

スポンサードリンク