ケベック州ではフランス語を話す人の方が多い| そしてケベック州はかなり広い

カナダでフランス語話者が多いのはケベック州だと知っている人も多いでしょう。一つの州にフランス語話者がイメージから、ケベック州という都道府県くらいの地域に、フランス語話者が集まっていると思っている人もいるかもしれません。

しかし実態は、全く異なります。実は、ケベック州と言うのは、かなり広いのです。カナダの中に、フランス語を話す人達の国があるというようなイメージの方が、近いのかもしれません。

ケベックの古い町

ケベック州ではフランス語の話者が多い

カナダの中でフランス語話者が多い地域として知られているのが、ケベック州です。ケベック州では、母語として英語を話す人よりも、フランス語を話す人の方が多いのです。

例えば2011年の調査だと、母語として英語を話す人の割合は7.7%です。それに対して、フランス語を話す人の割合は78.1%なのです。

つまり、ケベック州においては、英語は完全にマイナー言語と言うわけです。もっとも、実際には、母語としてフランス語を話す人の多くが熱心に英語を勉強しているらしいですけど。

また、カナダの連邦としての公用語が英語とフランス語の両方であるのに対し、ケベック州の公用語はフランス語のみです。このことからも、ケベック州がフランス語話者にとって特別な地域であることが分かります。

小さい地域にフランス語話者が集まっているというイメージは誤り

さて、ケベック州という1つの州の中でフランス語が主流という事になると、フランス語を母語とする人は狭い地域で活動しているという印象を持つかもしれません。私自身も、以前はそんなふうに思っていました。

しかし、ケベック州の面積を知ると、それが完全な誤解であることが分かりました。ケベック州は、日本の何倍もの面積を持つ州なのです。

正確に書くと、ケベック州の面積が1,542,056平方キロメートルです。これに対して、日本の面積が377,972平方キロメートルです。

ということは、ケベック州の面積は日本の面積の約4.1倍もあるのです。

ケベック州の大きさは、地図を見てみるとよく分かるでしょう。一目見るだけで、かなりの広さであると分かるはずです。

ですから、イメージとしては、「北米大陸にフランス語を母語とする人たちの国がある」と考える方が、実態に近いのかもしれません。

実際問題として、カナダは連邦制の国ですから、州は日本の都道府県と比べて国に近い存在ですしね。州の法律があったり、州によって教育システムが違ったりします。例えば、義務教育が終わるのも、15歳だったり16歳だったりと、州によって違うのです。

もっとも広いとは言っても、あまり人が住むには適さない部分もあるのでしょうけどね。特に北の方は。

それでも、南の方は、かなり住みやすい地域です。モントリオールのような大都市もあります。ケベック・シティも結構大きいかな。




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