【カナダ文学】あれ、赤毛のアンしか思い浮かばないや

あなたはカナダ人作家を何人知っていますか。恥ずかしながら、私は、「赤毛のアン」のモンゴメリしか知りません。

でも、世間もカナダ人作家って、あまり知らないような気がするのです。実際、どうなのでしょうか。

赤毛のアンのモデルになった家

アンの家のモデルになったモンゴメリーのいとこの家の中(プリンスエドワード島)

カナダ人作家って誰がいます?

カナダと言えば、G7に入るくらいの大国です。アメリカの都合で入れてもらったという経緯があるにしろ、そこに入れてもらえるくらいの国力は持っているわけですよね。

そんな国ですから、当然、文学だって際立ったものがあるはずです。そう考えるのが自然でしょう。

ところが、カナダの作家の作品で思い出すのは、せいぜいモンゴメリの「赤毛のアン」くらいなものです。他の作品を思い浮かべても、全く出てきません。

もしかしたら、私が無知なために、カナダの作家を勝手にアメリカ人やイギリス人と思っている可能性もあります。作品や作家は知っていても、カナダのものだという認識が無いケースですね。

そういうケースも有るかと思い、ウィキペディアのカナダ文学のページをチェックしてみました。そうすると、そこに書かれているのは、次の内容で全部です。

歴史
カナダの文学の誕生は他の英語圏と比べて遅く、19世紀になって本格的に始まった。トーマス・チャンドラー・ハリバートンがThe Clickmaker; or the Saying and Doings of Sam Slick of Slickvilleを1837年に発表し、アイルランド出身の女性詩人w:Isabella Valancy Crawfordも同時期に作品を作った。アーチボルド・ランプマンはAmong the Milletを1888年に、Lyrics of Earthを1896年に発表、スザンナ・ムーディはRoughing it in the Bush; or Life in Canadaを1852年に、Life in the Clearing versusu the Bushをその翌年に発表した。

20世紀になると、L・M・モンゴメリが『赤毛のアン』シリーズを発表し始め、現在でも代表的カナダ文学として認識されている。フランス語圏の作家としては、ガブリエル・ロワや短編作家 Nicolas Dickner、ハイチ出身の Marie-Célie Agnant、 Jean-Paul Desbiensらが居る。

『侍女の物語』で有名なマーガレット・アトウッド、ヤン・マーテルといったブッカー賞受賞作家や、ジェフ・ライマン、ロバート・J・ソウヤーといったSF作家も活躍している。

日系カナダ人文学として、テリー・ワタダ、ロイ・ミキ、ジョイ・コガワ、ケリィ・サカモトらが居る。シマザキ・アキはフランス語で執筆している。

SF作家のウィリアム・ギブスンはアメリカ合衆国出身だが、徴兵を拒否しカナダに移住したため、「カナダの作家」として扱われることがある。

うーん、やっぱり、モンゴメリ以外は全然わかりません。

私の無知は事実です。ただ、無知だから誤解していたわけでは無さそうです。全く知らないという意味で無知だったようです。

もっとも、ウィキペディアのボリュームを考えても、日本人はカナダ文学をあまり知らないとも言えそうですね。ただ、モンゴメリ「赤毛のアン」だけでは、知識としてちょっと寂しいような気もします。

ノーベル文学賞作家も

ちなみに、アリス・マンローという方は、2013年にノーベル文学賞を取っています。この人を知らないというのは、純粋に無知でしたね。

もっとも、この方の名前は、上で紹介したウィキペディアのカナダ文学のページにもありませんでしたけどね。やっぱり、日本人は全般的に、カナダの文学には興味を持っていないようです。ノーベル賞を取って数年たっても、ウィキペディアの修正がされないレベルですから。

ノーベル文学賞が本を選ぶ基準としてふさわしいのかどうかはわかりません。ただ、本を読むきっかけにはなるでしょう。

ちなみにこの方、短編小説に定評があるようです。とりあえず読んでみるには、良いかもしれませんね。



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