【一般事情】カナダに関する基礎知識

カナダに関する基礎的な情報を確認していきましょう。基本的には外務省のサイトからデータを引用し、それにコメントを付けていくという形にしたいと思います。特に説明がない場合は、出典は外務省のサイトです。

まずこのページでは、カナダの一般事情について見ていきましょう。

面積

カナダの面積は、998.5万平方キロメートルあります。約1,000万平方キロメートルですね。これは、ロシアに次ぐ世界第2位の面積です。日本の約27倍にあたります。

とにかく大きい国です。ちなみに、アメリカの面積が962.8万平方キロメートルなのだそうです。ということは、アメリカと大体同じくらいの広さと考えて良さそうですね。

人口

カナダの人口は、2016年国勢調査の時点で、約3,515万人です。これは日本の約4分の1にあたります。日本が1.2憶人から1.3憶人程度ですからね。

ちょっと古いデータですが、米国国勢局によると、2010年4月時点のアメリカの人口が3億875万人です。ということは、アメリカの9分の1程度の人口しかないことになります。

ということは、大雑把に言うと、カナダの人口が1とすると、日本は3、アメリカは9という感じですね。

首都

カナダの首都はオタワです。人口は100万人に届かないようですね。日本で言うと、千葉市とか北九州市程度の人口です。

ちなみに、オタワの面積が2,778.13平方キロメートルなのに対して、千葉市の面積が271.77平方キロメートルです。ということは、千葉市の10倍程度の広さがあるわけです。

つまり、千葉市の10倍の広さのところに、千葉市と同程度の人数しか住んでいないわけです。これって、要するに、田舎っていう事ではないでしょうか。もちろん、オタワの中心部に人は集まっているのでしょうけどね。それにしても10倍ですからねえ。

言語

英語とフランス語が公用語です。

学校教育は英語でもフランス語でも受けられることが保証されているようです。また、連邦に関する法的な手続きや裁判なども、英語でもフランス語でもできるようですね。

ただ、州の公用語というのもあるようです。例えばケベック州だと、フランス語が公用語です。つまり、州に関する行政手続きはフランス語で行う必要があるわけです。

公用語が2つあるということは、同国内にコミュニケーションを取れない人がたくさんいるという事です。英語は話せるけどフランス語は話せないという人もいれば、その逆もいますからね。

これって、かなり大きな問題だと思うんですけどね。何とかやっていっているようです。日本人には理解し辛い感覚ですが。

宗教

ローマン・カトリックが最も多いようです。カナダ国民の約半分近くがカトリックなのだとか。

プロテスタントが多いアメリカとは対照的ですね。

国祭日

7月1日 Canada Day(建国記念日)

カナダが独立したのはいつ?

1867年:英領北アメリカ法によりカナダ連邦結成(自治が認められたが,外交権及び憲法改廃権は英国に帰属)
1926年:バルフォア宣言により,英国から外交権を獲得
1982年:1982年カナダ憲法により,英国から憲法改廃権を完全移管

これを見ると分かるように、どのタイミングでカナダが独立したと見なすかは、なかなか難しい問題です。というのも、徐々に英国から権利を獲得していったからです。

自分で憲法を制定できるようになった1982年になって、やっと独立できたと解釈することも出来ます。わずか30数年前に独立したという言い方もできるわけですね。

国防

予算

189億加ドル(2016-2017年度予算。今後10年で327億加ドル(2026-27年度)まで増額の予定。)

日本の防衛費が5兆円くらいですから、カナダの防衛費は日本の2割くらいといったところでしょうか。ただ、今後日本の3割程度までは増えるようですね。

経済規模から考えると、カナダの経済は日本の3分の1程度です。ですから、GDP に占める防衛費の割合は、日本と大きな差は無さそうですね。

とは言え、日本と比べ、カナダは戦争のリスクが小さい国です。軍事的な脅威になるのは、ロシアくらいでしょうか。

北朝鮮、中国、ロシアなどが近くにある日本と比べれば、軍事予算は小さくても済むはずです。それにも関わらずGDP 比で日本と同水準の軍事費があるわけですね。

これは、日本がお花畑過ぎるという話かもしれません。

兵役

兵役は無いようです。陸軍が重要な国ならいざ知らず、カナダのような国だと兵役は必要ないでしょうね。

兵力

約63,000人(陸軍:約34,800人,海軍:約8,300人,空軍:約19,900人)(このほか予備役約30,000人)(ミリタリーバランス2017)

防衛白書(平成29年版)によると、自衛隊の定員は247,154人だそうです。ということは、カナダ軍は人数面では、自衛隊の4分の1程度という事ですね。

ちなみに、自衛隊では、次のような人数構成になっています。

陸上自衛隊:150,863人
海上自衛隊:45,364人
航空自衛隊:46,940人
統合幕僚監部等:3,987人

これと比べると、カナダ軍は陸軍と海軍の比率が少ないようですね。その代わり、空軍が多いようです。



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