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海外留学はTOEIC 600点を取ってから| 杉村太蔵の意見に同意する日が来ようとは

元衆議院議員の杉村太蔵が雑誌に人生相談コーナーを持っているようです。そんな中で、外国への語学留学に関する相談を持ちかけられていました。

この方に人生相談というのも、なんともおかしな話に感じます。そもそも、小泉ブームにのって、ほぼ運だけで国会議員になって世に出てきた人です。私の記憶が正しければ、比例の順位もかなり低かったはずです。普通だったら絶対に当選しないはずの人でした。

その後も、当選直後に目立った発言をし、得意なキャラクターがたまたまマスコミに注目されてタレント活動を続けているような人です。

彼のキャラクターは嫌いではありません。彼の人生を非難するつもりも、もちろんありません。それでも、人生相談にのる人としてどうかという点から見ると、もっともふさわしくない人に見えるのです。

まあ週刊誌も、こういう違和感をあえて狙った人選なのでしょう。

杉村太蔵 留学希望高校生に「まずTOEICで600点とってみろ」(女性セブン2013年1月31日号)

娘が海外留学に語学留学したいという質問だった

ちなみに、質問の趣旨としては、次のような感じです。質問者には高校生の娘がいて、海外に語学留学をしたがっているのだそうです。ただ、高校生の娘を一人で留学させるには抵抗があるというのが質問者の立場でした。

個人的な意見ですが、この手の語学留学には余り賛成ではありません。というのも、ある程度のレベルに無い人が語学留学しても、費用の無駄になる可能性が大きいからです。おそらく、高校生在学中ということは、大したレベルではない可能性が高そうです。

数年単位で、ある程度長期間いけるのなら、もちろん効果はあるでしょうけどね。数ヶ月程度だと、観光をして終わりになるでしょう。

太蔵の答え

この質問に対し、杉村太蔵は次のように答えていました。

私ならまずTOEICで600点以上とってみろ、と言いますね。

意外とまともな答えでびっくりしました。まあ、TOEIC 600点くらい取っておけば、語学留学も意味のあるものになるでしょうね。ちょっと見直しました。

ただ、ちょっと気になる点も無いではありません。例えば次のような記述です。

これぐらいあれば海外に行っても日本の政治、文化、歴史について、ある程度、話すこともできるでしょうし、

この記述は、はかなり微妙です。

流石にTOEIC 600点程度では、文化やら歴史について語るのは無理でしょう。日常会話がやっとこなせる程度のレベルだと思います。それに、そもそも文化や歴史について語るには、語学力以前に一般常識が必要です。

高校生だと、文化とか歴史を日本語で学んでいる段階です。それを英語で表現するなんて、かなりのギャップがあるはずです。そうとう準備をしてから渡航しないと、おそらく無理でしょう。

まあ、気になる点はあったものに、意外と同意できる相談で、興味深かったです。


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