このページで紹介するのは、「穴」という子供向けの小説です。原題もそのままで、Holes です。小学校高学年から中学生向けくらいの作品でしょうか。
「穴」というのは、一風変わったタイトルだとお感じでしょう。しかし、ストーリーはすばらしいです。大人が読んでも感動できる一冊だと思います。
ちなみに、映画化もされている作品ですね。
この作品は不思議なことに、いまだにamazon.co.jp の洋書ランキングの上位にいます。10年くらい前の作品なんですけどね。それだけ読みやすく、面白い作品であるという証拠でしょう。
Contents
あらすじ
無実の罪で更正施設に入れられた少年の話です。更正施設での彼の仕事は、ひたすら穴を掘ることでした。体力に自信が無かった少年は、当初穴を掘ることに苦労します。しかし、時間がたつにつれ、穴を掘る作業にも徐々に慣れていきました。
更正施設の幹部たちは、ある目的があって穴を掘らせていました。そして、その目的は少年の過去と深い関係があったのです。
幹部たちの目的は何なのでしょう。そして、少年は無実の罪を晴らせるのでしょうか。
読みやすさの評価
この小説は一文が非常に短いです。ですから、文の構造が分からなくて、苦労するということは無いでしょう。
大人向けの小説だと、関係詞が入り組んでいて、意味をとるのに苦労するものもあります。この小説の場合、そういうことは無さそうです。
語彙も比較的簡単だとは思います。それでも、日本人には難しいと感じるでしょうけどね。まあ、これより易しいものを探すのも大変ですから、頑張ってください。
全体としては、かなり読みやすい本だと位置づけていいと思います。
朗読CDもあるよ
この本には、別売りで朗読CDも販売されています。人気の洋書だと、この手の朗読CDが作られるのは珍しいことではありません。
価格的にそれほど高いものではないので、興味があったら購入してみてはいかがでしょうか。
スポンサードリンク
関連した記事を読む
- 洋書初心者にお勧めの一冊の選び方│ 初めて挑戦するときには特に慎重に
- アリス・イン・ワンダーランド/Alice in wonderland
- 映画の字幕読み比べで英語学習・多言語学習
- サイト運営者は英語の学習について語る資格があるのか?
- TOEIC 対策はどうする?│ 学者さんのアドバイス