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イマージョン型の英語教材、ロゼッタストーン

外国語の教え方の一つで、イマージョンという方法があります。

イマージョン(immersion)というのは、「浸す」という意味です。
要するに、学習したい言語漬けにするということですね。

学校教育にイマージョンを取り入れる場合、学習する言語だけで言語以外の教育も行います。
例えば、数学とか理科といった科目も学習したい言語で教えます。

実は、日本でも幾つかの実例があります。
例えば、静岡にある加藤学園というところは、早くから英語のイマージョンを取り入れています。

あるいはインターナショナルスクールに通うのも、イマージョン学習といって良いでしょう。
そういえば一時期、芸能人が子弟をインターナショナルスクールに入れるのが流行りましたね。

余談ですが、スパイの外国語教育は、イマージョン形式で行われるのだそうです。
完全に外国人になりきらないといけないスパイは、母国語並みの語学力が求められます。

それを実現するための方法が、イマージョンということです。

自宅でイマージョンに近い環境を作る

さて、イマージョン型の学習をやってみたくても、簡単に出来るものではありません。
本格的にやろうと思うと、予算的にも時間的にも、多くの人は不可能でしょ。

例えば、英語だけで教える語学学校に行っても、授業時間はせいぜい週1時間とか2時間です。
こんなものでは、とてもイマージョンとは呼べません。

そこで紹介するのが、ロゼッタストーンというソフトです。
社会人などが自宅にいながらイマージョンに近い環境を手に入れる事ができます。

ロゼッタストーンの教授法は、日本語を介しません。
聞こえた英語を、英語のまま処理し、英語で返事をする練習をします。

日本語を介しての英語学習よりも、会話の能力は身に付きやすい事が期待できます。
なぜなら、日本語で勉強する場合は聞こえてきた英語を日本語で解釈し、それに対する返事を日本語で考え、それを英語に変換して話すわけです。

すなわち、次のように処理されます。

英語で聴く → 日本語で理解する → 日本語で返事を考える → 英語に変換する

実際の会話でこんなことをやっていたら、時間がかかって仕方がないですよね。
イマージョンで勉強すると、英語だけで処理できますから、会話のときの考え込む時間がなくなります。

上記のような理由から、会話をしたいと考えている人には特に効果的ではないかと思います。
特に、英語を初めて学ぶお子さんに効果的かな。

受身の学習ではなく主体的に学習するから身につきやすい

あ、そうそう、もう一つメリットがありそうです。

サンプルを見ていただくとわかると思いますが、この学習法では実際に自分がクイズを解く形式で、主体的に学習することになります。
受け身の授業ではなく、主体的に行動することによる学習効果は期待できるような気がします。

受け身の授業だと、英語を聞く練習にはなると思いますが、話す効果はあまり期待できないと思われます。
実際に話そうと思ったら、主体的に学習できるこの学習法はいい方法なのではないでしょうか。

これは、私の経験上も、自信を持って言えます。

実際にどのような手順で学ぶかは、サンプルを見ていただくのが早いでしょう。

体験版を見てみよう

実際にサイトに行くと、英語を含めた各言語の体験学習が出来るようになっていいます。
実際の学習の雰囲気もつかめるでしょう。

実際の学習画面に入ったら日本語は一切出てきません。
画面に表示される写真を見ながら、クイズ形式で学習していきます。

ゲーム感覚で勉強できるので面白いと思います。

外国語会話ならロゼッタストーン

また、動画による解説もあるので、掲載しておきます。

ロゼッタストーンの動画デモ

コストパフォーマンスはどうだろう

さて、ソフトに興味を持ってくると、気になるのはお値段です。

英語の場合、一本あたり3万円前後という価格帯になんています。
何本かまとめてパックで購入すると、かなり安くなるみたいですね。

ちなみに、英語以外の言語だと、もうちょっとお高いみたいです。
ミクロ経済学で学んだ、需要と供給の関係からそうなるのでしょう。

3万円という価格の妥当性ですが、英会話教室の授業料と比較してみましょう。
英会話教室でマンツーマン授業を受けると、一時間5,000円くらいでしょうか。

ということは、1コース分で授業6回分ということですよね。
おそらくロゼッタストーンはマンツーマン授業6回分よりは、効果があると思われます。

時間的にもかなりの時間利用できます。
そう考えると、必ずしも高いというわけではなさそうです。

グループレッスンなら、週一回授業の場合、一ヶ月15,000円から20,000円くらいでしょう。
英会話教室のグループレッスンに2ヶ月通うのと同じくらいの金額ですね。

これと比べても、高くは無いでしょうね。

こういったパソコンソフトなら、嫌がらずに何回でも繰り返してくれるのも良いですよね。
もろもろのことを考えると、教材としての価格はリーズナブルだと思います。

弱点もありそう

もちろん、完璧な教材は存在しないので、この方法にも弱点はありそうです。

やっぱり一番気になるのが、日本語を介して勉強しないことで身に付くのに時間がかかると言う点です。
スピード重視なら、日本語を使って勉強した方が手っ取り早いです。

その言語だけを使って学習するのは、どうしても時間がかかります。
なぜなら、赤ちゃんに言葉を教えるような作業をすることになるからです。

絵を見せながら、単語を教え、それをどうやって組み立てて文にするかを教えるのです。
時間がかかるのは避けられないでしょう。

私達が既に見につけた日本語を解して教えた方が、どう考えても時間は短く教えられます。

ただ、時間がかかる分だけ、会話能力が高くなることは期待できます。
このあたりは、何を重視するかでしょうね。

難しいところです。

まとめ

まあ、グダグダ考えても仕方が無いので、とりあえず体験版だけでもやってみてください。

外国語会話ならロゼッタストーン

語学教材で大事なのは、継続的に利用できるかどうかです。
飽きずに続けられると思えば、利用する価値があるといえます。

世間でどんなに良いといわれている教材でも、使い続けることが出来ないのなら、あなたには価値がありません。
逆に、どんな変な学習法でも、継続できればそれなりに効果は出ます。

自分の語学学習の経験からも、心からそう思います。

ですからまずは、自分にあった学習法かどうかを見極めましょう。
話はそこからです。


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