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英文を書き写す「補足」

さて、ここまで英文を書き写しの手順や考え方について見てきました。

具体的に言うと、次のようなことです。

書き写しを行う目的
どんな英文を書き写すか
どうやって書き写すか

最後に、これらについて少し補足しておきましょう。

科学的に見ても正しい方法

実は、音読する、(元の文を見ないで)書くというのは、科学的に見ても記憶が定着しやすい方法のようです。

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で茂木健一郎という脳科学者が記憶法として次のような方法を紹介していました。

これを見たとき「同じだ」とちょっとうれしくなりました。

誰しも試験などでぶつかる「暗記」の悩み。茂木には学生時代から続けてきた暗記法がある。それが「鶴の恩返し勉強法」だ。姿を隠して機織りをする鶴の姿に自らの姿をなぞらえた。その方法は、まず声に出しながら、ひたすら書くこと。長い記憶に関わる脳の部位は、見たり、聞いたりという五感をつかさどる部分と近い場所にあるという。そのため、大声を出し、多く書くほどその部位が活性化され、効果があると茂木は考えている。さらにポイントがある。一旦覚えたいテキストから目を離し、思い出しながら行うことだ。一度思い出しながら行うことで、脳の中には、「覚えろ」という信号が出る。こうする事で記憶の定着を向上させることにつながると茂木は考えている。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/080429/index.html

手書きで書き写す方が良いらしい

あと、実際に手書きするのが良いらしいです。

手書きした場合と、キーボード入力した場合を比較すると、手書きした方が脳が活性化しているというデータがあるらしいです。

これは出典を完全に忘れてしまいましたが。

今回の書き写すという学習は、暗記を目的にしたものではありません。

ただ、頭を有効に使うと言う意味で、ご紹介した方法は効果がある方法だと思います。

どのくらいの量を書き写すのか

とにかくたくさん書いてください。

たくさんというのが、どの程度なのかは人によるでしょう。

まず、ノート一冊を目標にしてみたらいかがでしょうか。

効果があると思えば、二冊目・三冊目と進めばいいですよね。

まあ、実際の学習の進め方は人それぞれだと思うので、私のやり方は参考程度で。

結局の所、一回ごとの学習効率以上に、長い期間継続できるかどうかの方が重要です。

音読筆者という言葉があるらしい

最近「音読筆写」なるものがあることを教えていただきました。

「音読筆写」…初めての単語です。

さっそくGoogle で検索してみると、次のようなページを発見。

http://www.maiei-life.com/maiei/maiei-way5.html

あら、やっていることは大体同じですね。

ちょっとやり方が違うだけで。

名前が付いていたとは知らなかった。

英文の書き写し一覧

非効率なんて言わないで、英文を書き写そう!
英文を書き写す目的は?素材は?
どのように英文を書き写すの?
英文を書き写す「補足」


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